※本記事にはアフィリエイト広告を含みます。価格・仕様は2026年8月19日にバーミキュラ公式オンラインショップで確認した税込価格です。
バーミキュラ鍋の選び方|全サイズ価格比較と評判
バーミキュラ(VERMICULAR)の鋳物ホーロー鍋を、公式サイトの現行価格・容量・重量まで一覧にして比較しました。無水調理ができる理由、サイズの選び方、そして「一生モノ」と言われる根拠であるリペア制度まで、公式情報にもとづいて解説します。
バーミキュラは、名古屋の町工場・愛知ドビー株式会社が作る鋳物ホーロー鍋です。数万円という価格に「本当にその価値があるのか」と迷う人は多いはず。
この記事では、全サイズの公式価格と容量、無水調理が成立する技術的な理由、そして何度でも新品同様に修理できる「リペアプログラム」まで踏み込んで整理しました。結論から言うと、バーミキュラの価値は鍋そのものより「壊れても直して使い続けられる仕組み」にあります。

この記事でわかること
- オーブンポット2・フライパン・ライスポットの現行公式価格(全サイズ)
- 各サイズの満水容量・重量と、選び方の目安
- 無水調理ができる仕組み(公式が公開している数値)
- 何度でも使えるリペアプログラム・リクラフトプログラムの内容
- 買う前に知っておきたい使用上の制約
結論:鍋を買うのではなく「直し続ける権利」を買う
バーミキュラ最大の特徴は、使い込んでホーローが傷んでも、全部剥がして再コーティングし新品同様に戻せる「リペアプログラム」があることです。しかも回数無制限。
さらに製品を溶かして作り直す「リクラフトプログラム」では、サイズ変更や旧型から新型への型式アップグレードまで可能です。数万円という価格は、単なる鍋の対価ではなく、この仕組み込みの価格だと考えると納得感が出ます。
愛知ドビーとは:油圧部品の町工場から生まれた鍋
| 会社名 | 愛知ドビー株式会社 |
|---|---|
| 創業 | 昭和11年(1936年)11月 |
| 設立 | 昭和22年(1947年)5月 |
| 本社 | 愛知県名古屋市中川区舟戸町(バーミキュラ ビレッジ内) |
| 工場 | 愛知県名古屋市中川区宗円町 |
| 代表者 | 土方 邦裕 |
| 従業員数 | 250名(2019年4月時点の公式記載) |
もともとは船舶やクレーン向けの油圧部品を作る下請けメーカーでした。下請け依存への危機感から自社製品開発に舵を切り、社内にあった「鋳造」と「精密加工」という2つの技術を組み合わせて生まれたのがバーミキュラです。
公式のストーリーによれば、ホーローを800℃で鋳鉄に密着させる技術と精密加工の両立に苦労し、開発には約3年を要したとされています。
オーブンポット2の全サイズ・公式価格
| サイズ | 満水容量 | 重量 | 公式価格(税込) |
|---|---|---|---|
| MINI 14cm | 0.9L | 1.2kg | 16,500円 |
| 18cm Shallow | 1.4L | 1.9kg | 26,950円 |
| 18cm Deep | 1.9L | 2.0kg | 26,950円 |
| 22cm Shallow | 2.5L | 2.6kg | 33,660円 |
| 22cm Deep | 3.5L | 2.9kg | 33,660円 |
| 26cm Shallow | 4.0L | 3.6kg | 41,140円 |
| 26cm Deep | 5.6L | 4.1kg | 41,140円 |
サイズの選び方の目安
- MINI 14cm——公式表現は「1〜2人暮らしのご家庭に」。お米1.5合(茶碗2〜3膳分)
- 18cm——「1〜2人暮らしにぴったりなサイズ」
- 22cm——「約4人分」。オーブンポット1の22cmも「たっぷり4人分作れる定番サイズ」
- 26cm——大人数向け
ShallowとDeepの違いは深さです。煮込み中心ならDeep、焼き・炒め・パエリアなど面を使う料理が多いならShallowを選ぶと使い勝手が良くなります。
フライパン・ライスポットの公式価格
| 製品 | 仕様 | 公式価格(税込) |
|---|---|---|
| フライパン 20cm | オーク/ウォールナット | 14,300円 |
| フライパン 26cm | オーク/ウォールナット | 18,590円 |
| ライスポット(5合炊き) | ポット径23cm・30〜95℃を1℃刻みで制御 | 95,370円 |
| ライスポットミニ(3合炊き) | ポット径19cm・容量3.7L・0.5〜3合 | 77,440円 |
無水調理ができる仕組み
バーミキュラが「無水調理鍋」と呼ばれる根拠は、公式が公開している次の2つの数値にあります。
| フタと本体の密閉精度 | 0.01mm |
|---|---|
| 鋳物の肉厚 | 1.8mm(薄肉鋳物) |
公式サイトは「合わさる部分を、0.01mmの精度まで職人が削り上げています」「フタと本体の密閉性が、理想の無水調理を可能にします」と説明しています。
開発ストーリーによれば、鋳物ホーロー鍋は遠赤外線効果と蓄熱性で味が良くなるものの、従来品はフタと本体の密閉精度が足りず無水調理ができなかったとのこと。素材自身の水分を蒸気として鍋の中に閉じ込めることで、水を加えずに調理が成立します。
対応する熱源
ガス・IH・ハロゲン・ラジエント・シーズ・オーブンに対応。IHでの推奨は中火 約1000W/弱火 約450W/とろ火 約280Wで、2000Wを超える高出力は変形リスクがあるため避けるよう案内されています。
当ブログの総合評価:★★★★ 4.1 / 5.0
| 調理性能 | ★★★★☆ 4.5 | 0.01mm精度の密閉性による無水調理。オーブンポット2は時短も向上 |
| 価格の納得感 | ★★★☆ 3.5 | 14cm 16,500円〜26cm 41,140円。鍋単体としては高価 |
| 長く使えるか | ★★★★★ 5.0 | リペア回数無制限+リクラフトで作り直しまで可能 |
| 扱いやすさ | ★★★ 3.0 | 26cm Deepは4.1kg。金属ヘラ不可・空焚き制限あり |
※当ブログ編集部(イッショー)による評価です。2026年8月19日時点のバーミキュラ公式サイトの記載にもとづきます。
一生モノを支える2つの制度
リペアプログラム:何度でも新品同様に
使い込んでホーローが傷んだ製品を、全部剥がして再コーティングするサービスです。
- 内外面の再ホーロー、フライパンの木製ハンドル交換(オーク/ウォールナット選択可)、オーブンポットのつまみ交換に対応
- 現行色への色変更も可能
- 回数無制限で何度でも実施できる
- 納期は商品到着後約3週間+往復送料
リクラフトプログラム:溶かして作り直す
製品を一度溶かして作り直すサービスです。サイズ変更や、旧型から新型(オーブンポット2)への型式アップグレードにも対応し、100%リサイクル素材が使われます。
買う前に知っておきたい使用上の制約
制約1:空焚きは中火で7分以上NG
公式FAQに「中火で7分以上の空焚きも行わないようご注意ください」と明記されています。予熱のつもりでも長時間の空焚きは避けてください。
制約2:金属製の調理器具は使えない
全製品で木製またはシリコン製の調理器具が推奨されています。金属製のヘラやトングはホーローを傷つけ、白い跡が残ります。
制約3:食洗機は条件付き
オーブンポット・スープポットは「鍋単独で入れてください」(他の食器に触れると傷が付くため)。研磨剤・漂白剤入り洗剤は不可で、手洗いが推奨されています。木製ハンドルのフライパンとユキヒラは、FAQでは食洗機非推奨とされる一方、商品ページには食洗機OKの記載があり表現が分かれています。迷う場合は手洗いが安全です。
制約4:300℃超・炭火直接はNG
耐熱は300℃まで。炭火に直接接触させる使い方はできません。
こんな人におすすめ/おすすめしない人
おすすめできる人
- 鍋を「買い替えるもの」ではなく「直して使うもの」と考えたい
- 野菜の甘みを引き出す無水調理を試したい
- 日本製・国内工場の製品にこだわりたい
- ライフスタイルが変わってもサイズを作り直せる仕組みに価値を感じる
おすすめしない人
- 調理器具の重さが負担になる(26cm Deepは4.1kg)
- 金属ヘラや食洗機を気にせず使いたい
- 高温での調理や炭火調理が中心
- 1万円台で気軽に使い倒せる鍋を探している
購入前チェックリスト
- 家族の人数からサイズ(14/18/22/26cm)を決めた
- 煮込み中心か焼き中心かでDeep/Shallowを選んだ
- 重量(1.2〜4.1kg)を実際に持てるか想像した
- コンロがIHの場合、出力設定を確認した
- 木製・シリコン製の調理器具を用意した
- リペア・リクラフトの料金をオーナーズデスクに確認した
よくある質問
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まとめ:価格ではなく「直せること」で選ぶ
バーミキュラのオーブンポット2は、14cm 16,500円から26cm 41,140円まで(いずれも税込・2026年8月時点)。数万円という価格は決して安くありません。
ただしこの価格には、ホーローを何度でも再コーティングできるリペアプログラムと、溶かして作り直せるリクラフトプログラムが付いてきます。10年後・20年後も同じ鍋を使い続けられる前提で考えると、1年あたりのコストは見え方が変わります。
「安い鍋を数年ごとに買い替える」から「一つを直しながら使い続ける」へ。その切り替えに価値を感じるなら、バーミキュラは有力な選択肢です。
【参考】バーミキュラ公式サイト(会社情報/ブランドストーリー/オーブンポット2 スペック/FAQ/リペア・リクラフトプログラム/公式オンラインショップ 各ページ・2026年8月19日確認)


